コペルだより1月号「子どもが伸びる言葉かけ③」より。
子どもが癇癪を起している時の接し方、についての記事がありました。
例えば、子どもが転んで痛い~と泣いている時、親はこの状況を切り替えようとします。
「痛くない。痛くない。」と、ポジティブな方向に引っ張るのは逆効果。
子どもは痛い事が分かって欲しくて、ネガティブな方向に引っ張り返します。
「痛かったね。」と子どもの気持ちに寄り添えば、子どもは力が抜けて引っ張るのをやめます。
子どもの気持ちを一旦受け入れると、親の気持ちが伝わります。
その時に始めて、子どもは状況を変える言葉がけを受け入れます。
子どもの言葉だけでなく、気持ちを感じること。
答えようと聞くのではなく、理解しようと努めること。
その様にして、相手と深いコミュニケーションを取ることができます。
大人同士でも同じで、重要な点だと考えます。